毎日、お米を欠かさずに食べているという人、特に日本人の方は多いことでしょう。
日本人の食卓にとって、お米は必要不可欠な食品といっても過言ではありません。
ただ毎日食べていても、正しくお米を炊く方法を知っている人は非常に少ないです。
お米を炊く手順として忘れてはいけないのが、洗米です。
お米に付着した汚れをきれいに取り除く工程のことです。
お米は水に浸すとすぐに吸水する性質があるので、ぬか臭さを吸い込まないように手早く行うことが大事です。
洗米が終わったら、水をしっかり切ってから米研ぎの工程に進んで行きます。
米研ぎは必ず水気のない状態で行う必要があります。
これは、お米にわざと傷をつけて水を吸いやすくするためです。
ボールを握るような感覚で、米を研いでいくことがコツです。
力を入れすぎると米が割れるので、なるべく優しい力で研いでいきます。
研ぐことができたら、水を入れて白く濁った研ぎ汁を捨てていきます。
米研ぎが終わったら、お米の合数に合わせて必要な分量の水を炊飯器に注ぎましょう。
それから、お米にしっかりと水分を吸収させるために、夏は30分、冬は1時間ほど浸水させておきます。
水をしっかり含ませて炊けば、ふっくらとした美味しいご飯に仕上がります。
炊き上がり後、10分ほど蒸らしてから、ごはんをほぐすという作業を行っていきます。
ほぐさないままで放置すると、ご飯の粒同士がくっついてしまうからです。
やり方は、炊飯器の蓋を開けて蒸気を逃がしてから、しゃもじで丁寧にほぐしていくだけです。
説明した手順で炊いていけば、美味しいお米を味わえますよ。